【REPORT】2014-15 SEASON 第三戦

2015年04月24日

■1回戦 第1試合
Team GREEN 37(13-10.24-18)28 Team BLUE

 

第2戦の優勝メンバー3人を擁するTeam GREENが、一時15点差をつけて快勝

 

Team GREEN : DON DON / YOSHIAKI / EZO / PANZZO(平均身長183.3cm)
Team BLUE : MAKOTO / KOTOBUKI / KENTY / CHARA-O(平均身長176.3cm)

 

game3_report01

 

第1戦・第2戦で優勝し、さらに2戦連続で得点王に輝いたDON DONを止めるチームは現れるのか。第3戦の行方を占うチーム抽選に注目が集まる中、そのDON DONが運も味方につけた。なんと前節の優勝メンバーであるDON DON、YOSHIAKI、PANZZOの3人が、再び同じチームになったのだ。DON DONは言う。「このメンバーを組んだら(俺たちには)勝てないよと、そういう雰囲気を作って試合に臨みました。逆にこれで負けたら、前回の優勝がマグレだと言われかねない」

 

1回戦 第1試合のスターターはTeam GREENがDON DON、EZO、PANZZO。Team BLUEはMAKOTO、KOTOBUKI、KENTYだ。序盤はTeam BLUEが好調。KOTOBUKIとKENTYのレイアップシュートが決まって4対0とリードを奪う。長身シューターMAKOTOは3ポイントシュートに当たりが来ないものの、高さを活かしてゴール下へ押し込むプレーに活路を見出した。ファウルをもらってフリースローで得点を重ねていく。

 

対するTeam GREENはDON DONからEZOへのホットラインパスがつながり、EZOがゴール下で得点を重ねていく。第1ピリオドは一進一退の展開で、13対10で試合を折り返す。

 

第2ピリオドに入り、Team GREENがDON DON、YOSHIAKI、PANZZOの前節優勝メンバーになると、息の合ったプレーで試合を一気に決めにかかる。素早いパス回しからDON DONとYOSHIAKIの3ポイント、さらにPANZZOのゴール下が決まり、33対18と点差が15点に広がったところでKOシステム発動。Team GREENのメンバー全員に1ポイントが加算された。

 

Team BLUEはKOTOBUKIのダブルクラッチやMAKOTOのゴール下などで追い上げを図るものの、逆転には至らず37対28でTeam GREENが決勝進出を決めた。

 

 

 

■1回戦 第2試合
Team RED 28(16-10.12-14)24 Team YELLOW

 

Team YELLOWが粘りを見せるも、終盤に底力を発揮したTeam REDが凱歌をあげる

 

Team RED : TEBICHI / SIN / ORANGE / KEN160(平均身長183.0cm)
Team YELLOW : SA_TO / NANJY / PACQUAIO / BLACK JACK(平均身長182.8cm)

 

game3_report02

 

Team REDのスターターは、クラブチームBULLETSのガード(KEN160)とセンター(SIN)にオールラウンドプレーヤーTEBICHIを加えた強力なラインナップだ。一方、Team YELLOWはSA_TO、PACQUAIO、BLACK JACKがスターターを務める。勢いのあるSA_TOと、第1戦の優勝メンバーであるBLACK JACKがチームをけん引する。

 

先手を取ったのはTeam REDだ。SINとTEBICHIのジャンプシュート、さらにKEN160とSINのツーメンゲームが鮮やかに決まって6対2とリードを奪う。Team YELLOWはBLACK JACKがゴール下で存在感を示すものの、SINの3ポイントがブザービーターで決まり、16対10とTeam REDが6点リードで第1ピリオドを終える。

 

第2ピリオド、反撃ののろしを上げたのはSA_TOだ。大会最長身のSIN(194cm)からファウルを受けつつゴール下のシュートをねじ込み、バスケットカウント。フリースローもきっちり沈めて3点差。この勢いにNANJYが呼応し、3ポイントを沈めて同点。試合が一気に動き始める。

 

Team REDはSINのドライブやTEBICHIのバスケットカウント、ORANGEのゴール下で再びリードを広げるものの、Team YELLOWが粘りを見せNANJYのゴール下やBLACK JACKのリバウンドシュートなどで再び1点差まで追い上げる。

 

試合は最終盤までどちらに転がるか分からない接戦となったが、SINのバスケットカウント、さらにTEBICHIの値千金のスティールが決まり、28対24。Team REDが僅差で逃げ切った。

 

 

 

■3位決定戦
Team BLUE 29(12-11.17-14)25 Team YELLOW

 

これぞストリートボール。高度な個人技の応酬でオーディエンスを魅了した好ゲーム

 

Team BLUE : MAKOTO / KOTOBUKI / KENTY / CHARA-O(平均身長176.3cm)
Team YELLOW : SA_TO / NANJY / PACQUAIO / BLACK JACK(平均身長182.8cm)

 

game3_report03

 

最初に仕掛けたのはKENTYだった。マッチアップのNANJYに対し、アイソレーションによる1on1を要求。ディフェンスをあざ笑うかのような巧みなボールハンドリングで挑発すると、両チームのバトルは一気にヒートアップ。その後は高度な個人技の応酬となった。

 

CHARA-Oのフェイドアウェイシュート、PACQUAIOのブザービーターとなるバスケットカウント、BLACK JACKの華麗なアシスト、KOTOBUKIのダブルクラッチなど。最終スコアは29対25でTeam BLUEが勝利ポイントを得た。

 

3位決定戦は優勝を逃したチーム同士の対戦となるため、モチベーションの上げ方が難しい試合である。しかし、相手チームを挑発し、個人技のやり合いでオーディエンスを沸かせ、その盛り上がりをボーラー自身のモチベーションへと昇華していった。CROSSOVER誕生当初は競技バスケから抜け切れていない印象のあった選手達の、ストリートボーラーとしての進化を垣間見た試合であった。

 

 

 

■決勝戦
Team GREEN 49(18-12.17-15.14-18)45 Team RED

 

TEBICHIのスラムダンクで会場のボルテージは最高潮に。DON DONは3連覇達成

 

Team GREEN : DON DON / YOSHIAKI / EZO / PANZZO(平均身長183.3cm)
Team RED : TEBICHI / SIN / ORANGE / KEN160(平均身長183.0cm)

 

game3_report04

 

3連覇がかかるDON DONと、2戦連続で準優勝に甘んじているTEBICHI。両エースのプライドを賭けた戦いが幕を開けた。先制パンチを見舞ったのはTeam GREENだ。DON DONのレイアップ、YOSHIAKIのジャンプシュート、さらにDON DONのドライブが決まって6対1とリードしたところでTeam REDたまらずタイムアウト。

 

タイムアウト明け、Team REDはスイッチを多用するマンツーマンディフェンスに切り替え、ボールマンに激しくプレッシャーをかける。しかし、Team GREENは豊富な運動量でディフェンスを翻弄し、流れは渡さない。第1ピリオドを終えて18対12とリードする。

 

第2ピリオドはDON DONのフローターシュートで幕開け。その後も着々と得点を重ねるTeam GREENは、一時13点差までリードを広げていく。KO寸前まで追い詰められたTeam REDだが、KEN160の堅実なフリースローや3ポイントが決まり、35対27と8点差まで追い上げて最終ピリオドを迎える。

 

第3ピリオドもDON DONの得点で幕開けし、好調を維持する。しかしすぐさまTEBICHIがジャンプシュートを決め返し、両手でフロアを叩いて気合いを入れる。その後もDON DONがレイアップを決めればTEBICHIが3ポイントを決め返し、DON DONがレイバックを沈めればTEBICHIがバスケットカウントで応戦。お互いの意地がぶつかり合う激戦となった。

 

そして試合終盤、この日最大の見せ場が訪れる。左45度でボールを受けたTEBICHIが、マッチアップしている選手が尻もちをつくほど鋭いドライブでコートを駆け抜け、右手でワンハンドダンクを叩き込む。ここで会場のボルテージは最高潮に達した。

 

一気に流れを引き寄せたTeam REDだったが、逆転するにはわずかに時間が足りず。Team GREENが49対45で優勝を決めた。3連覇を達成したDON DONは、大会をこう振り返る。「第3戦は、全選手の意識が自分に向いてきていることを感じて、そのプレッシャーの中で決めきれたことが大きかったです」。決めきれた要因は「気持ち」だと言う。「誰よりも点数を取って、誰よりも目立ちたい。その気持ちは自分のほうが強かったと思います」

 

次節はDON DONの4連覇を阻止するため、さらなる包囲網が敷かれることだろう。その最右翼であるTEBICHIは「こうなったらDON DONとは一度もチームメイトにならずに、あいつを倒して優勝したい」と闘志を燃やす。

 

ますます見逃せないCROSSOVER第4戦は、2015年6月3日に開催される。

 

(文:大井聖路)

第三戦スタッツ
※スタッツランク1位(赤字)の選手は2pt獲得

NAME
[TEAM]
PTS 3P
(DK)
FG FT RBD AST
DON DON
[GREEN]
56 6 17 4 14 4
YOSHIAKI
[GREEN]
18 3 2 5 5 3
PANZZO
[GREEN]
6 0 3 0 6 3
EZO
[GREEN]
6 0 3 0 1 2
TEBICHI
[RED]
38 3
(1)
11 4 3 4
SIN
[RED]
19 1 6 4 8 0
ORANGE
[RED]
4 0 2 0 3 1
KEN160
[RED]
10 2 1 2 2 3
MAKOTO
[BLUE]
23 3 4 6 6 0
KENTY
[BLUE]
9 0 4 1 4 0
CHARA-O
[BLUE]
6 0 3 0 3 1
KOTOBUKI
[BLUE]
19 2 5 3 2 0
SA_TO
[YELLOW]
18 1 6 3 5 3
NANJY
[YELLOW]
10 2 2 0 6 0
PACQUAIO
[YELLOW]
5 0 1 3 0 0
BLACK JACK
[YELLOW]
16 0 8 0 7 2
第三戦オーディエンスポイント得票TOP5
※観客による投票で得票数トップの選手は2pt獲得

RANK NAME POINT
1 DON DON 90
2 TEBICHI 64
3 KOTOBUKI 44
4 CHARA-O 39
5 KEN160 24