【REPORT】2014-15 SEASON 第五戦

2015年09月02日

■1回戦 第1試合
Team YELLOW 36(20-16.16-17)33 Team RED

 

各ポジションのスペシャリストが揃うTeam YELLOWがチームプレーで接戦を制す

 

Team YELLOW : KOTOBUKI / NANJY / SIN / YOSHIAKI(平均身長181.8cm)
Team RED : CHARA-O / KENTY / MAKOTO(平均身長179.0cm)

 

report_2015game5a

 

Team YELLOWは各ポジションのスペシャリストがまんべんなく配置された理想的なロスター。対するTeam REDはランキング下位の選手が多く、入替戦を回避するためにも今節は下剋上を狙う。

 

試合序盤、Team YELLOWはガードのKOTOBUKIとセンターSINのツーメンゲームで攻撃を組み立てる。さらにフォワードYOSHIAKIのシュートタッチが良いと見るや、KOTOBUKIはYOSHIAKIにボールを集めて得点を量産させる。各ポジションの選手が自分の役割をこなし、試合はTeam YELLOWの流れで進み始める。

 

そこに待ったをかけたのはCHARA-Oだ。得意の3ポイントシュートで反撃ののろしを上げると、その勢いで4連続得点を決める。ギャンブルシューターMAKOTOの3ポイントも飛び出し、Team REDが4点差まで追い上げて第1ピリオドを終了する。

 

第2ピリオドに入ってもTeam REDの勢いは止まらない。いきなりMAKOTOが連続3ポイントを決めて会場を盛り上げる。対するTeam YELLOWは素早いパッシングで全選手がまんべんなく得点をあげ、ディフェンスに的を絞らせない。

 

試合残り時間1分52秒、32対26とTeam REDのビハインドが6点になったところでタイムアウト。タイムアウト明け、CHARA-Oは相手選手の股を抜くドリブルからリバースレイアップ決めてオーディエンスの度肝を抜く。最後までどちらに転がるか分からない接戦となったが、KOTOBUKIのフローターシュートでとどめを刺したTeam YELLOWが決勝に駒を進めた。

 

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■1回戦 第2試合
Team BLUE 37(14-17.23-19)36 Team GREEN

 

DON DONとTEBICHIがドリームチームを結成
CROSSOVERのトップランカーによる激しいバトルはTeam BLUEに軍配があがる

 

Team BLUE : TEBICHI / DON DON / BLACK JACK / EZO(平均身長183.5cm)
Team GREEN : SA_TO / PANZZO / KEN160(平均身長182.3cm)

 

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遂にその時が来た。ランキング1位のDON DONと、2位のTEBICHIが初めてチームメイトになったのだ。そこへ高さと上手さを兼ね備えたBLACK JACK、EZOが加わり、Team BLUEはなんと“全員が優勝経験者”というドリームチームを結成した。

 

タレント性という点ではTeam GREENも負けてはいない。現在3連覇中でランキング3位のPANZZO、前節悲願の初優勝を遂げたKEN160、さらに高い運動能力を誇るSA_TOと、1回戦で当たるのはもったいない好カードが実現した。

 

試合の立ち上がり、両チームの攻撃の起点は対照的だ。Team BLUEはガードのKEN160(174cm)にマッチアップされた選手がポストアップし、高さのミスマッチを突く。Team GREENはまずハイピックをセットし、そこからの連携でリングへ向かっていく。

 

DON DONとTEBICHIは序盤から期待通りの活躍で得点を量産する。BLACK JACKも巧みなポジション取りでインサイドを制圧した。対するTeam GREENは、PANZZOが第1ピリオドだけで3本の3ポイントを決める活躍を見せる。さらにディフェンスを収縮させてからの合わせのプレーでSA_TOが躍動。14対17のシーソーゲームで前半を終了し、勝負の第2ピリオドへと突入する。

 

後半に入ってからも互角の展開が続き、残り1分を切って32対33、Team GREENがわずか1点リードというシチュエーション。ここから試合が目まぐるしく動き始める。

 

まずはTEBICHIが3ポイントを決めて35対33とTeam BLUEが逆転に成功する。しかし、返す刀で放ったPANZZOのスリーが決まって35対36と再逆転。DON DONのゴール下のシュートをSA_TOがブロックするが、すぐさまTEBICHIがスティールしてボールを奪い返す。手に汗握る展開に、会場のボルテージは最高潮に達する。

 

そして迎えた残り20秒、TEBICHIがストップジャンプシュートを沈めて37対36と再々逆転に成功。このリードを守り切ったTeam BLUEが熱戦に終止符を打った。

 

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■3位決定戦
Team RED 37(16-16.21-20)36 Team GREEN

 

Team REDの執念で下剋上、成る!
前節優勝メンバー2人が最下位に沈む波乱。これぞCROSSOVER!!

 

Team RED : CHARA-O / KENTY / MAKOTO(平均身長179.0cm)
Team GREEN : SA_TO / PANZZO / KEN160(平均身長182.3cm)

 

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シーズンも終盤に差し掛かり、FINALに向けて、そして入替戦回避に向けて、選手心理としては1ポイントでも多く獲得したいところ。3位のチームには1ポイントが与えられ、4位のチームは手ぶらで帰らなければならない。3位決定戦は、そんな両チームの執念がぶつかり合う好ゲームとなった。

 

試合は長距離砲の打ち合いで幕を開けた。第1ピリオドだけでKEN160が3ポイント4本、CHARA-Oが3本を沈め、壮絶な点の取り合いとなる。

 

第2ピリオドに入るとTeam REDのギャンブルシューターMAKOTOが目を覚まし、4連続スリーを沈めてオーディエンスを沸かせる。Team GREENのKEN160も好調を維持し、試合は3ポイント合戦の様相を呈する。秒単位でリードが入れ替わる目まぐるしいシーソーゲーム。

 

36対36の同点で迎えた試合残り時間2秒、シュート体勢に入ったMAKOTOがファウルをもらい、フリースローを一投沈めて37対36とTeam REDが1点のリードを奪う。逆転を狙ったKEN160のシュートはわずかに外れ、Team REDが勝利を収めた。

 

優勝候補の一角、前節の優勝メンバー2人(PANZZOとKEN160)を擁するTeam GREENが最下位に沈む波乱。対するTeam REDは下剋上を達成した。両チーム合わせて16本の3ポイントが決まる長距離砲の打ち合いとなったが、インサイドを果敢に攻め続け、外角にフリーを作ったKENTYの積極性が光る試合であった。

 

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■決勝戦
Team BLUE 46(12-14.18-4.16-12)30 Team YELLOW

 

オールラウンダー vs スペシャリスト
凱歌をあげたのはオールラウンダーで構成されたTeam BLUE

 

Team BLUE : TEBICHI / DON DON / BLACK JACK / EZO(平均身長183.5cm)
Team YELLOW : KOTOBUKI / NANJY / SIN / YOSHIAKI(平均身長181.8cm)

 

report_2015game5d

 

スターターはTeam BLUEがDON DON、BLACK JACK、EZO。Team YELLOWはKOTOBUKI、SIN、YOSHIAKIのBULLETSトリオだ。Team BLUEはBLACK JACKのゴール下やDON DONのフェイドアウェイシュートで得点していく。対するTeam YELLOWは最長身のSIN(194cm)にボールを集め、1on1でインサイドを攻め立てる。第1ピリオドは12対14と互角の展開。

 

第2ピリオドからコートに立ったTEBICHIがいきなりジャンプシュートを沈めると、DON DONがこれに呼応し、3ポイントやバスケットカウントで得点を重ねていく。この5分間でDON DONが10得点、TEBICHIが8得点を荒稼ぎし、Team BLUEが30対18とリードを広げていく。

 

第3ピリオドに入っても勢いの止まらないTeam BLUEは、点差を16点に広げてTeam YELLOWをノックアウト。前評判どおりの力を発揮し、第五戦の頂点に立った。

 

・ ・ ・

 

2節ぶり4回目の優勝を飾ったDON DONの一問一答。

 

――優勝おめでとうございます。前節で連勝が途切れてしまいましたが、今節をどういう気持ちで臨みましたか?

「くじ引きでTEBICHIさんと組むことになった時に、これは負けてはいけないと思いました。(ランキング)1位と2位が組んで負けてしまったら『たいしたことないな』と言われてしまいそうなので、(今節の優勝で)1位と2位が最強ということを示せたと思います。それから、自分が3連覇したのに、もう二人3連覇した選手が現れたので(PANZZOとYOSHIAKI)、戦うんだったら(連覇を)止めてやろうと思っていました。それができて良かったです」

 

――バスケはチームスポーツなので、タレントが揃っていても勝てないことはあります。しかし、今節のTeam BLUEはタレントが揃いつつ結果も残しました。その最大の要因を教えて下さい。

「最近気づいてしまったんですけど、CROSSOVERは3番ポジション(スモールフォワード)の選手が組むと最強ということが分かりました。前節の優勝チームも、PANZZOさん、YOSHIAKIさん、TEBICHIさん…。外も中もできるメンバーが揃った時に最強ということが分かったんです。くじ引きで、どれだけそれを引けるかが重要と思います」

 

――今節の決勝の相手はTeam YELLOWで、ガード、フォワード、センターとバランスの良いチームでした。それよりも、オールラウンドなプレーヤーが揃ったほうがCROSSOVERでは結果を残せるということでしょうか?

「もちろんガードがいらないということではありませんが、(3on3は)ボール運びをしなくていいから、3番ポジションが3人いてもサイズとしての強みが出てくるので、それが結果に結びついていると思います」

 

――今シーズンも残り1節、その先のFINALも見えてきました。今後の意気込みを聞かせて下さい。

「(前節で負けて)シーズン全勝という目標は達成できませんでしたが、残りの試合を全勝して『俺と組めば勝てるよ』というところをもう一度見せたいと思います」

 

DON DONの有言実行なるか、それとも下剋上は起きるのか。次戦は2015年10月7日に開催される。

 

(文:大井聖路)

第五戦スタッツ
※スタッツランク1位(赤字)の選手は2pt獲得

NAME
[TEAM]
PTS 3P
(DK)
FG FT RBD AST
TEBICHI
[BLUE]
27 3 9 0 10 3
DON DON
[BLUE]
38 3 13 3 7 3
BLACK JACK
[BLUE]
16 0 8 0 4 3
EZO
[BLUE]
2 0 0 2 3 1
NANJY
[YELLOW]
7 1 2 0 4 0
KOTOBUKI
[YELLOW]
19 1 7 2 4 5
SIN
[YELLOW]
20 1 7 3 3 1
YOSHIAKI
[YELLOW]
23 3 7 0 1 2
CHARA-O
[RED]
22 4 5 0 7 6
KENTY
[RED]
10 0 3 4 8 3
MAKOTO
[RED]
38 9 4 3 4 2
PACQUAIO
[欠場]
- - - - - -
PANZZO
[GREEN]
17 4 1 3 3 7
KEN160
[GREEN]
33 9 2 2 10 4
SA_TO
[GREEN]
22 2 7 2 3 3
ORANGE
[欠場]
- - - - - -
第五戦オーディエンスポイント得票TOP5
※観客による投票で得票数トップの選手は2pt獲得

RANK NAME POINT
1 TEBICHI 55
2 KEN160 49
3 DON DON 46
4 CHARA-O 43
5 KOTOBUKI 32